課長さんはイジワル2
「あ、もう一枚、タオル出しますね」
立ち上がりかけたところで、サイドテーブルにおいていた課長のカバンを落としてしまう。
いけない!
あわてて、カバンを拾い上げる。
今、気付いた。
このカバン、びしょ濡れだ。
あの雨の中、このカバンの中身もかなり濡れちゃってるのかもしれない。
だとしたら、乾かさなきゃ。
奥田さんにタオルを渡すと、急いで、カバンを開ける。
やっぱり、かなり雨が入ってしまったみたいで濡れてる。
ごめん、課長!
勝手に開けて悪いけど、乾かすね。
心の中で謝罪して、いくつか濡れている書類を取り出す。
「ずいぶん、濡れてるな」
奥田さんが覗き込む。
「あ、はい。でも、思ったよりは大丈夫そ……」
濡れた書類を取り出しかけて、ひとつの書類に目が釘付けになる。
立ち上がりかけたところで、サイドテーブルにおいていた課長のカバンを落としてしまう。
いけない!
あわてて、カバンを拾い上げる。
今、気付いた。
このカバン、びしょ濡れだ。
あの雨の中、このカバンの中身もかなり濡れちゃってるのかもしれない。
だとしたら、乾かさなきゃ。
奥田さんにタオルを渡すと、急いで、カバンを開ける。
やっぱり、かなり雨が入ってしまったみたいで濡れてる。
ごめん、課長!
勝手に開けて悪いけど、乾かすね。
心の中で謝罪して、いくつか濡れている書類を取り出す。
「ずいぶん、濡れてるな」
奥田さんが覗き込む。
「あ、はい。でも、思ったよりは大丈夫そ……」
濡れた書類を取り出しかけて、ひとつの書類に目が釘付けになる。