昔の私はあなたに救われた
私は1人で黙々と片付けをする。
手伝うなんてことする人が…
いた。
『手伝うよ♪』
「あなたまでイジメの標的になりますよ。」
そう、イジメは、庇えばその標的は庇った奴に飛ぶ。
『いんじゃない?それで、君はイジメから解放されるでしょ?♪』
「あんた、自分がイジメられるの分かっててやってんの?
それで、私がイジメの標的から外されるって?
普通、自分がイジメなんて、嫌でしょ!ここで黙ってる奴みんな、そうでしょ!今更ポロッと出てきて、そんなの関係ないみたいな、意味わかんないことしないでくれる?」
『俺は…君を助けたかっただけなのに…』
「あなたの助けなんて必要ない。」
私は、机に入ってたゴミを捨てに焼却炉に足を運んだ。