愛しのウタ
死神のウタ

目覚めと出会い

―――――…?

ココハ…ドコ………ダ…?



鳥のさえずりが聞こえる…
床はざらざらしていて土の臭いがする
体がいたい

………!?!?

「ちょ、耳になんか…!!!」

耳にはいってきたのは蟻のようなミミズのようなよく分からない生物だった

すぐにその生物をはらう





前ほどまではぼんやりしていたが、
少しずつ視界が開けてきて自分の状況を頭が理解し始める


ここは夢の世界ではないのか

ここはどこだろう

さっきから同じことばかり考えている


とにかく今自分がいる場所は木の下の根っこの洞窟のような場所でなぜか寝ていた

確かに昨日ちゃんとベットで寝たはずなのに

訳が分からない



「…」

自分は今なぜここにいるのか、

そもそもここはまずドコなのか、思考が追い付かない

とりあえず本当に体がいたい
地面で寝たせいだろう


「とりあえず外に出てみるかー…」

光が指している方へ体を移動させ外に出てみるか

ひとつの穴の出口しかないからそこから出るしかない

だが実際出ようとすると少しばかり小さくて腰がつっかえる、

……無駄に時間がかかってしまった



「ふう」



外に出るとそこには―










なにもなかった、




草原が広がっていた






「えー…」



自分の状況を把握した結果ドラゴン退治とかだと思っていたが違った、俺は何をしに来たんだ

完全にアニメや漫画の見すぎだと言わざるを得ない


「んー…ドラゴンいないし…どうすれは…」

……




ぐぅ~……




「とりあえず腹ごしらえか……って、回りになんもねえや…」


どれだけ考えてもお腹はすく



それが生物の原理、そう考え異次元空間に飛ばされてしまったのに今だ夢と疑ってやまない男がここに一人。








スキンル・Q・ハウニーそれが彼の名前だ















世界を統一した王の名である――――
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