闇夜の黒猫 上


よし、上手く誤魔化せた。

『あ、そーだ。アノさ、制服まだ?こっちに届いてないんだけどっ★(殺気+黒笑)』

留衣「え、えーっと、あ!そうそう!ここで着替えて欲しいんだった。(ヒィィィィーホントの事言ったら殺される......。)」


『あ、そーなの。持ってくるの忘れたとか言ったら絞めようと思ったんだけど。つまんないなー。』

留衣「と、取りあえず制服来てこい。(ヤッパ怖い......。)」

『OK!』




『着替えたよ!』

ヤッバーイ!この制服チョーかわいい!


......着てる私は浮いている。

なーんで制服はかわいいのに私はブッサイクなの?!

はぁー。

(留衣 //////ちょー可愛いんですけど。)

『そーそー!クラスの担任誰?』

留衣「あー、今呼ぶから待ってろ!

ピンポンパンポーン、谷川先生、谷川先生至急理事長室へ来てください。10秒以内に来ないと絞め殺します♪ピンポンパンポーン」

あらまー、怖いことっ♪

ドドドドドドドド

ガチャっ

?「ハァッハァッ、あの呼び方は止めろって!一階から二階の階段の数知ってるかぁ!?96段だぞ!マジ辛いんだからな!ホントにマジで止めろよ!!!!!!!!!!」

ん?もしや............

『たーくん?』

達哉「ん、おー!玲じゃん!ここにくんの?え、マジ?大丈夫なのか?」

『大丈夫!あんまり人とか変わらないように努力するし!』


留衣「あ、言うの忘れてたけど、嵐鬼の奴らがいるから。」

......は?なに重要な事をサラッと言っちゃうの?

え、てゆーかあの全国No.1の?

マジか。

でもま、大丈夫でしょ!

『多分大丈夫だよ!関わらなければね♪』


あ、そーだ。

『あのさ、藍猫の皆にはここにいることを言わないで、お願い。』

留衣「あ、あぁ、分かった......。辛くなったら言いなよ!」

『うん。じゃあたーくん、行こっ!』

達哉「あぁ行こうぜ!」


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