生きる
それからの毎日が

なんだか切なく感じていた。

はるかには言えない…

そして入院は長引いた。

事情は説明されることは

ないまま…

しかしはるかは気づいていた。

たかしは気付かれないように

いつものように接していた。

そんなたかしも

病室を出ると

涙がこぼれて来ていた。
< 17 / 35 >

この作品をシェア

pagetop