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タイトル未編集

高校生のお嬢様

私の名前は 小城(こじょう)ひより、15歳。
今年から華の女子高生!・・・と思ってたんだけど・・・

私は全然嬉しくないんだよね~、その理由はただひとつ。私の進学先が全寮制の男子校ということ。
えぇ、もちろん普通ならできる事じゃないんだけどね。なぜ私が男子校なんかに通うのかというと、それは権力を持ちすぎちゃったお父さんのせいなんんだ

私の家は日本、いや、もはや世界でも有名なほど大きな財閥、小城財閥。
その小城財閥の一人娘が私ってこと。
小城財閥の当主である私のお父さんが、

『女の子にこんな重荷を背負わせるわけにいかないんだ、だからひよりには男子校に通ってもらうことになったよ。そこで婚約者、次期小城財閥の当主になる男を見つけてほしい。』

なーんて言っちゃって、高校の理事長に頼み込んで結局びびりまくった理事長が私の入学を許可しちゃったってわけなのですよ。
あり得る?こんなこと。私の身にもなってほしいよ!だいたいお父さんは財閥のことしか頭にないんだから!!
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