彼女とチャラ男
自業自得だけど
立ち去るに立ち去れない
だって、逃がすかって目で見てるし
腕掴まれてる。
逃げれるわけないじゃん
チャラ男が腕を上げた瞬間
私は殴られるって覚悟した
目をギュッと瞑ることもなく
殴りたいなら殴ればいい
先輩に対しての態度がなってなかった
だから殴られた
殴られるだけの理由があるから
別に殴られてもいいや
チャラ男は振られて言われたこともないような事言われてイラついて
みんな直ぐに理解するでしょ。
「ふーん。チャラ男ね。俺の事、チャラ男って思ってんの?」
コクコクと頷くと
チャラ男が
笑った。