only love
4年前、

店長
「華江ちゃん、これ違うから。もっと早く正確に作って!」

華江
「はいっすみません、、。」


元々BARみたいにお酒を沢山作る仕事も接客業も したことが無かったあたしは、
忙しい土曜日は、特に シドロモドロだった。

その時、

「次はー!!皆がお待ちかねのっっ
DJ 律ー!!今日もガンガン上げてってくれや!!!」

MC の声で
フロアの客は一斉に歓声を上げた

「りーーーーつーーーーっ!!!!」
「待ってたぜーーーーーーーー!!」
「キャー キャー 」
「かっこいーーーーー」


あたしも勿論どんなDJなのかと目をやった



凄い。こんな人この世に居るんだ。
喋ったりしなくても
彼の放つオーラが凄くて、離れたこのBARの位置から見てもそのオーラが伝わってくる。

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