only love

華江
「ってか、なんであたしを家に連れてきたいなんて思ったの？」


律
「んー今日、昨日？イベントで華江が男と親しそうに喋ってるの見たから」


華江
「それって家に連れてくる理由？（笑）どーいう意味なの？（笑）いつ頃？誰と喋ってる時の話し？」


今日も、イベントのBARのお客さんとは
色んな人と喋ってたから
いつの事を言ってるのか分からないし、
その光景を見たからってなんで家なのか分からない


律
「んーちょっと嫉妬？あの緑のパーカーの
華江って鈍感？ちょっとは察しろや」

ちょっと恥ずかしそうな律
緑のパーカー、、辰也だ
何で辰也の時のことだけ？
しかも嫉妬って？律はあたしに気があるの？まだ、まともに喋ったのも今日が初めてで、うろ覚えであたしの顔覚えてた程度なんじゃないの？
もし、あたしに気があるんだとしたら あたしは律に辰也が元彼だなんて言ってない
もー予想外のことばかりで何が何だか分からない

華江
「鈍感？嫉妬？今でも全然分かんないんだけど。あー辰也？何で辰也の時だけ？」

律の気持ちを正確に聞きたい

律
「もーずっと分かんない分かんないってやっとけ
やたら親しそうだったから」

はぐらかされた？

華江
「ひどっ頭パニックなんだけど。
あー元彼だからかな？そんな親しそうだった？」