クロ * Crazy plan * Ⅱ
こっち!と幹部の集団に手招きする海
神楽「さっき2年の男子が来たよ〜?」
はいこれ。と海の横に座ったら渡された白い封筒
…またかよ
伊織「なんて書いてあるんだ?」
封筒から手紙をとりだして、開く
……………もう飽きたんだけど
クシャクシャ
凪「…捨てんのか?」
空「…当たり前だろ。んなもん何枚もいらねぇよ」
いや、1枚もいらねぇけど。
神楽「えー?なんて書いてあったの〜??」
…なんでそんなに楽しそうなんだよ
空「…[貴方はバスケが向いています。どうかバスケ部に入って頂けませんか?お願いいたします]」
そう。俺は和航と戦ったあの次の日から毎日バスケ部の奴らにそう言われている
さっきの呼び出しもバスケ部の奴だ
…誰がバスケなんかやるかよ。
こっちはやることがあんだよ…
1年、2年は勿論のこと、何故だか引退した3年の奴まで声をかけられる
マジでいい加減にして欲しい。
あの日から既に2週間経っているが諦めない奴は何度もきやがる
だから休み時間がすぐ潰れる
海たちを見てなきゃいけねぇのにマジ迷惑
しかも今日のあの男、特にしつこい気がする
紫月「…確かに空、バスケ上手かったですからね。バスケ部の気持ちもわかりますよ」