クロ * Crazy plan * Ⅱ
空「…瞬、あっちが武器持ってたらそれ投げ返すのはいいんだよな?」
瞬也「……あぁ。持つのが反則だからな」
何故そんなことを?と聞きたげに答える
すると、空ちゃんは小さく「へぇ〜」と呟き…
スタッ
やり合っている下へ飛び降りた
え!?なんで!?と一瞬思ったけど、すぐに納得がいった
永遠「…ナイフ持ってますね」
そう。空ちゃんが向かう先にはナイフを隠し持っている奴らがいた
そして一瞬だけ上を見上げた。
…その目線に頷いたのは私の隣にいる星くんだ
事前に何か頼んでたのかな?
その何かはすぐにわかった
星藍「護衛!!」
思い切り息を吸い、体育館全体に響きわたるような大声で叫んだ
その星くんの叫び声に反応したのは2人。
下にいる奴らで理解出来たのはその2人だけだろう
「「御意!」」
2人はたたかっていた奴らを一瞬のうちにノックアウトさせ、空ちゃんの元へ向かった
そんな2人をみて、私たち(瞬也以外)はクスクスと笑う
星藍「ちょっww
反応早すぎーwww」
騎士「見てるこっちが驚きだわwwww」
「「空さんすげぇwww」」
琳歌「ちょっw空ちゃんさいこーww」
お腹を抱えて爆笑する私たちを(゚д゚)という顔で凝視する瞬也
いや、これは笑うしかないでしょwww
だって誰の護衛とは言ってないのに一瞬で周り片付けて空ちゃんのとこに向かったんだよ!?
周りは(゚д゚)の顔だし、これを笑わないでどうするwww