思わずきゅんときた。〜another story〜
そして当日。
今いるのは遊園地…………
ではなく、
「…もーー、ほんとごめん…。」
橋本くんの家だった。
「大丈夫だよ。あ、なんか食べたいものある?りんご切ってこようか?」
家を出る前に「風邪ひいた。ほんとごめん×100」の連絡をもらったので、ゼリーとかなんとか、色々買ってきた袋の中からりんごをとって見せた。
だけど橋本くんはいまだに申し訳なさそうな顔をする。