白雪姫(継母目線)







あるところに、

たいそう美しいお姫様がいました


彼女はまだ8つの時に

お母様からもらった鏡を

それはそれは大切にしていました


それは彼女の唯一の宝物でした


彼女が美しくなる度に

多くの人が口々に彼女を褒めました


嬉しくなった彼女は

もっと褒めてほしくって

よりいっそう努力をしました


彼女が大人と認められてしばらくして、

彼女はとある国の王妃になることになりました


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