白雪姫(継母目線)


───────────小人の家の前


「こんにちは。だれかいませんか?」


ドアをノックし、声をかけた


「どなた?」


鈴が鳴るような愛らしい声


白雪姫の、声


「この近くの林檎農家の者です。
 今年は豊作で、林檎が余ってしまったのでお裾分けを、と思いまして………。」


そう、声をかける


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