新しい過去
中庭に行くと、もういっぱい人が並んでる。
花音と別れて、三組の列に入る。
たしか、桃那華さんの後ろだったような…
「おはよ、桃那華さん。」
「おはよー!ゆぅ、うちの後ろなんだね!」
「わかんないけど、桃那華さんがいたからここ来ちゃった!」
最初は、本当にそんな感じでこの場所に行った気がする。
実際の身長は、もっと後ろのほうだったもんな…
「どんな先生が来るんだろうね!楽しみー!」
「私は別に先生とか興味ないからいいや」
本当に、最初はそう思ってた。
吉岡先生の存在知らなかったし。
吉岡先生、私が中3の時に来たからな…
一目惚れだった。
この世界に、こんなかっこいい先生がいたなんて、あんな、いい先生なんて一人もいないような学校に、あんなにいい先生が来るなんてって。
これから先生の自己紹介が始まるのか…
分かってると、緊張しちゃう。
先生の自己紹介が、私の恋の始まりだったから。
花音と別れて、三組の列に入る。
たしか、桃那華さんの後ろだったような…
「おはよ、桃那華さん。」
「おはよー!ゆぅ、うちの後ろなんだね!」
「わかんないけど、桃那華さんがいたからここ来ちゃった!」
最初は、本当にそんな感じでこの場所に行った気がする。
実際の身長は、もっと後ろのほうだったもんな…
「どんな先生が来るんだろうね!楽しみー!」
「私は別に先生とか興味ないからいいや」
本当に、最初はそう思ってた。
吉岡先生の存在知らなかったし。
吉岡先生、私が中3の時に来たからな…
一目惚れだった。
この世界に、こんなかっこいい先生がいたなんて、あんな、いい先生なんて一人もいないような学校に、あんなにいい先生が来るなんてって。
これから先生の自己紹介が始まるのか…
分かってると、緊張しちゃう。
先生の自己紹介が、私の恋の始まりだったから。