誓い
えっ?

急いで私は美彼を抱えた。
美彼の腹には包丁が刺してあった。
もうどうしたらいいのか分からない私に美彼は叫んだ。

「しっかりしろよ!そんなの姉ちゃんらしくねぇぞ!!」

私はその言葉にハッとして、すぐ後ろに迫っていた大きな影を床に叩きつけた。
そいつは

今日戦った桂勝機だった。

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