Ri.Night Ⅰ 【全完結】

4. 高校入学

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あの日から六日間、あたしは本当に家から一歩も出なかった。


出たのはゴミ出しと洗濯を干す時ベランダに出たぐらい。


お陰で家の中は片付き、ピッカピカ。


けど、それに反してあたしのストレスは日に日に増していくばかり。


明日、やっと外に出れるかと思うとそれだけで笑みが零れてくる。


こんな風になったのも全部あの中田とか言う奴のせいだ。


アイツがあたしを捜してなんていなければ繁華街にでも繰り出せたのに。



あぁもう、考えるだけで腹立つ！


って言うか、あたし、こっちに来てから踏んだり蹴ったりじゃない？


もう先が不安で不安で仕方ないよ……。


明日からやっと学校が始まるのに、なんでこんなに落ち込まなきゃいけないのだろうか。


このままじゃ彼氏ゲット作戦もきっと上手くいかないよ……。