元姫 ~One only truth~
綺「私がセッティングするからさっ告白しちゃいなよっ!」
そう言ってくれる綺乃。
渚「…嬉しいけど、大丈夫だよ。
この気持ちは開けちゃいけない箱の中だから。」
そうやって、自分の心の奥にある気持ちを封印しないといけない。
綺「………また、そうやって………」
渚「…なに?」
綺「またそうやって逃げるの?」
渚「逃げてなんかっ、、」
綺「十分逃げてるよ?!
いってみなきゃわからないでしょ?
相手の気持ちなんて流石の渚でも読めないんだから。」
読めないからこそ。この関係が壊れるのがいやなんだけどね。
やっと戻れたのに。
また気まずくなるなんて……