元姫 ~One only truth~
綺「……応援するよ?」
綺乃が私の顔をのぞき込みながら聞く。
綺「…ほかの子にとられちゃうよ?
それよりは、告白したほうがいいと思うよ?」
確かに、告白してふられた方があきらめがつく。
告白しないでとられるよりはましだ。
渚「………………やるよ、告白…」
綺「本当?よしっ!
言ったからにはがんばってよ?!」
渚「うん。でもそのかわり、振られたら慰めてよ?」
綺「うん!!!(絶対ふられないと思うけど。)じゃあ、明日倉庫一緒にいこ??」
倉庫にいく。
それだけは出来ない。
渚「ダメだよ。私、もう姫じゃない。それに、下っ端君たちも納得してくれるわけないから。」