元姫 ~One only truth~
どんだけ拒否されても、離すつもりはない。
真「渚。」
未だ泣いている渚を呼ぶ。
渚「………なに、、?」
真「傷つけて、、すまなかった。
あの時、気づいてやれなくて。
信じてやれなくて。
おまえを苦しめて。
すまな、かった…!」
渚「っ、今更っ、」
この後にいわれることばは予想できてる。
本当に、遅かったから。
なのに。
綺「渚??」
綺乃が、遮った。
俺らから渚を一刻も早く引き離したいはずなのに。
渚の否定のことばを遮った。
綺「渚はね?十分傷ついたと思うよ??
たくさん苦しんできたのも知ってる。
だからね?今はもう、自分の気持ちにうそなんてつかないでいいと思うよ?」
渚「き、のぉっ、、、」
その言葉によけい涙する渚。