元姫 ~One only truth~





…………蒼が気の毒に思えてきたよ。




真「渚。(ボソッ」





そんな三人のやりとりを眺めていると真に声をかけられる。




聞こえるか聞こえないかぐらいの小さな声で。




渚「なに?真」




真「あのゲームの名前、、


偽りの姫ってつけるくらい、追い詰めてたんだよな。


本当にすまなかった。
謝っても許されないと思うけど。」




え???



まって、まさか真がしてる勘違いって……




渚「真、あれ私じゃないよ。」




真「は?」




渚「あれは綺乃が彩芽なんか姫じゃねぇよ。とかいいながら作った奴だから。


なぜか保存されてるだけっ!」





真「そ、う、、、なのか??
でも、俺がしたことは本「真。」



なんだ?」




渚「ごめん。より、ありがとうのほうが嬉しいよ。」




真「渚…、、、

そうだよな、、







許してくれてありがとう。




なぁ、戻ってきてくれないか??」





真…



いいよっ、て、笑顔でいえたらいいんだけどね。








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