あたしの恋愛事情
一通り仕事も終わり、こっからあたしの楽しい時間!!☆☆
「華蓮さん生き生きしてますねww」
「うん!もちろん!」
なぜなら、この憎たらしいバスケ部の部員たちを苦しめるトレーニングを今からやるのだから、
ぃやっっほほーーい
と喜んでるあたしを見て部員達は引いている。
てことにはまったく気づかない。
「さて!しゅうごーーうっ!」
「瀬奈生き生きしてんなぁ、」
「これが生きがいなんだよ」
「いつもこき使われてるって嘆いてるからなぁ」
「はい、そこお黙り!!」
あたしはこそこそ話す部員を指差して、ニンマリ笑う。
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「もぉ無理…」
「きっつ」
最後まで粘ってた愁と隆が崩れて倒れる。
「はい、みんな脱落ってことで♪」
「華蓮のやつこんなトレーニングどやって思いつくんだよ」
額の汗を服で拭いながら愁が言う。
こんな姿でも女の子たちはきゃーきゃー言うんだろうな。
「これからこのトレーニング、毎日だから☆」
あたしの言葉と共にあちらこちらからため息が漏れる。
でもみんなのことを思ってのトレーニングだからねーww
みんなにはもっともっと上にいってほしいもーん♪
まぁ半分はあたしの楽しみでもあるからね。