あたしの恋愛事情


一通り仕事も終わり、こっからあたしの楽しい時間!!☆☆

「華蓮さん生き生きしてますねww」

「うん!もちろん!」

なぜなら、この憎たらしいバスケ部の部員たちを苦しめるトレーニングを今からやるのだから、

ぃやっっほほーーい

と喜んでるあたしを見て部員達は引いている。

てことにはまったく気づかない。

「さて!しゅうごーーうっ!」

「瀬奈生き生きしてんなぁ、」

「これが生きがいなんだよ」

「いつもこき使われてるって嘆いてるからなぁ」

「はい、そこお黙り!!」

あたしはこそこそ話す部員を指差して、ニンマリ笑う。

*********************


「もぉ無理…」

「きっつ」

最後まで粘ってた愁と隆が崩れて倒れる。

「はい、みんな脱落ってことで♪」

「華蓮のやつこんなトレーニングどやって思いつくんだよ」

額の汗を服で拭いながら愁が言う。
こんな姿でも女の子たちはきゃーきゃー言うんだろうな。


「これからこのトレーニング、毎日だから☆」

あたしの言葉と共にあちらこちらからため息が漏れる。

でもみんなのことを思ってのトレーニングだからねーww


みんなにはもっともっと上にいってほしいもーん♪

まぁ半分はあたしの楽しみでもあるからね。
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