あたしの恋愛事情





「ぁ…。もしかして、」


「隆は…あたしのことっっ「おれっ」」



隆が言葉をかぶせてくるから、あたしは下を向いていた顔をあげる。


前を見ると隆があたしの目をしっかり見てて、
ゆっくり

ゆっくり、


近づいて、


あたしの手を取った。


「りゅう…?///」



「俺は、瀬奈華蓮のことが好きです。」


「ぇ…//」


「俺と、付き合ってください。」



どうしてだろう。

泣きそう。


ずっと好きだった人が今、あたしに


あたしに、好きだってゆってる。


でもあたしは…



「どっどうして、あたしはすっ///好きだったのに…諦めたんだよ?」


「っ?」


隆が目を見開いて驚いてる。


そっか、やっぱり気づいてなかったんだ。


あたしは、出会った時から好きだった。


「隆のことが、出会った時から好きだった。でもっっ///」


「でも??」
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