あたしの恋愛事情
「みんないるーーっ?」
いつの間にか部員の前に立ち周りをみわたしている華蓮がいた
あいつのことだからあんま寝れてねぇんだろうな。
長い付き合いだから隠せてるって思ってる疲れも見抜ける。
「じゃあバスのりこんでって~。」
華蓮のことばとともにみんながバスに乗り込んでいく。
愁らの中等部が乗り込み、
俺ら高等部も乗り込んでく。
バスに座って。。。
横に来たのは。
華蓮。
「横いい?」
最近あんまりちゃんと話してなかったから
少し控えめな華蓮。
ほかに空いてる席がなかったみたい。
「おう。」
俺の言葉に少し安心したように隣に座る。
これは...
俺、バスで寝ようと思ってたけど無理だわ。
バスの席ってこんなに隣近かったっけ。