片思いの一生








言われると思ってなかった
先輩にそんなこと


嬉しかった


もし一緒の高校になっても
嫌じゃないと言われてる気がした


『でも、私の成績じゃ…』


「まだ間に合うよ
僕もぎりぎりだったし」


先輩はそう言って笑った


先輩のバスが来た
先輩は手を振って
「またね。」と言った


そして、バス停に一人で私は立っていた








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