年下オトコと秘密の恋
「もういいって…」

照れた表情から困惑の表情に変わる。



「もういいから、早く帰って勉強しな!」



「勉強?なんの?」


その前に…私には帰る家がないんだけどね。



「君…高校生でしょ?勉学に決まってるじゃん!」


高校生?


私が!?


私は、違う違うと言いながら、首を横に激しく振った


「私、高校生じゃないです!!22歳ですから!」


若干、イラっとした表情を浮かべて答えた。
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