年下オトコと秘密の恋
外に出ると、私に襲いかかる猛暑。


猛暑だけじゃない、


私に襲いかかるのがもう一つあった。


これからの『不安』という暗闇が……



「どうしよう…」



『いちじく』の看板を見つめポツリと呟き、
とりあえず、朝寝ていた公園に戻ろうと歩き出した。


しかし、一歩一歩がかなり重たくて、
なかなかスムーズに進んでくれない


『不安』という重りが私の足と心にまとわりつく。
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