年下オトコと秘密の恋
行きより時間はかかったが、
無事公園まで着いた。


着く頃には、すでに全身汗だらけで、
ピンクのTシャツもまた色濃くなっていた


ベトベトして気持ち悪い、
いっその事、小さな噴水にダイブしてみようかな、、、


ベンチの背もたれに背中を預けながら、噴水の方を見つめそう思った。


ボケっとアホ面になっているであろう私の顔


「あ~、海だ!!お風呂だ!!温泉だ!!」


とりあえず、汗を流せたらどこでもいい。


市民プールでもいい……


いや、川でもいい…川で流されて誰かに拾ってもらったら…

そうよ。そしたら、汗も流せるし、
家にも住めて一石二鳥……


「それしかない!!」

私は、『猛暑』に洗脳され始め、頭がおかしくなりつつある。

おかしいのは暑さのせいだけだと良いけど、、、
< 30 / 101 >

この作品をシェア

pagetop