年下オトコと秘密の恋
何回も何回も同じ事を言うもんだから…


「ダァー、起きてますから!!目覚めてますから、静かにして下さい!!」


上半身を少し起こして、白衣の老人に向かって大きな声を出した


そしたら、



そしたら、だよ?



白衣の老人がビックリして、驚いて尻餅ついてその場に座り込んだの…



しかも、幽霊を見たかのように顔色が真っ青になっていて…


老人だから、心臓が止まらなくて良かった、、、


「スミマセン…」



老人にぺこりと頭を下げて謝ると、
老人は『どんまい』と苦笑いを浮かべて立ち上がった。
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