年下オトコと秘密の恋
「それより…私は、なんで病院に居るんですか?」



白髪まじりの老人に私は問いかけると、
老人は、ウォホンと咳をしてから答えた。


「アナタをここまで担ぎ込んできた男性が居てね~…」


なんで、ニヤつきながら答えるんですか?老人。


すでにシワだらけの顔を、さらにシワクチャにさせてるし…


「男性?」



「そうです。男性が、汗をダラダラ垂らしながら運んできたんですよ」



「は…はぁ…」


男性?う~ん、誰だ?誰なんだろう…
頭をクネクネ動かし、私は考えた。
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