サボテンの王子様
「サボテンと添い寝希望なんだろ?」
ニヤッと意地悪く笑うその顔に、何人の女の子が落ちてしまうんだろう。
「いーーーやーーーーー!!!!」
慌てて布団から出ようとするが、力強い腕で抱き締められ逃げることが出来ない。
「サボテンの時には何とも思ってなかったけど、ヒトの身体になると‥ 陽子を女だって意識するようになるもんだな」
あったかい‥
そう彼はつぶやくと、陽子の存在を確かめるように匂いをかいだ。
心臓がばくばくして今にも口から出てきそうだった。
もがけばもがくほど、ぎゅっと抱き締めてくる。
「お願い離して!!!」
真っ赤な顔で辛うじて反抗するものの
「添い寝も抱き締めるのも、そもそも陽子が希望したことだろ?」
なんて反論される。
ニヤッと意地悪く笑うその顔に、何人の女の子が落ちてしまうんだろう。
「いーーーやーーーーー!!!!」
慌てて布団から出ようとするが、力強い腕で抱き締められ逃げることが出来ない。
「サボテンの時には何とも思ってなかったけど、ヒトの身体になると‥ 陽子を女だって意識するようになるもんだな」
あったかい‥
そう彼はつぶやくと、陽子の存在を確かめるように匂いをかいだ。
心臓がばくばくして今にも口から出てきそうだった。
もがけばもがくほど、ぎゅっと抱き締めてくる。
「お願い離して!!!」
真っ赤な顔で辛うじて反抗するものの
「添い寝も抱き締めるのも、そもそも陽子が希望したことだろ?」
なんて反論される。