彼はあの子の婚約者
おいおい、食べ物で起きるのかよ
なんて心の中で思いながら、
莉緒と2人仲良く朝ご飯を
食べた。

朝ご飯を食べ終わった頃には
11時だった。

もう、いかなくてはならない。
莉緒にそう告げると、
莉緒の表情は一瞬暗くなった。

でも、すぐ、笑顔で
「行ってらっしゃい」

と言ってくれた。
莉緒、寂しいんだな。
僕はそう感じた。
だから、莉緒にキスをして
「ごめんな。またゴールデンウイーク
明けにたくさんデートしよな」

と言った。
莉緒はほおを赤くしながら
「うん」

と言った。
やばい、可愛すぎる

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