彼はあの子の婚約者
その後も、結婚の話は
つづき、いろいろと大変だった。

鮎はずっと、むすっとしてるし

御飯を食べてからは、
鮎の帰国祝いを買いに行ったりして
あっというまに夕方になった。

夜は、さっきのホテルの
レストランに戻って食べた。

でも、昼とは全く違って、
美味しかったよ笑

その後、お開きかと思いきゃ…

お母さん「はい、これ。じゃあね」

お父様、お母様、鮎の両親は
そういうと、そそくさと、僕たちを
置いて、車にのって帰っていった。

鮎「鍵何個?」

陸「へっ?」

鮎「今、渡されたでしょ」

陸「えっ、あっ‼︎一個」

鮎「そゆことだね」

おい、誰がお前なんかと。
手元を見ると、
ちゃんとやるのよ‼︎
でも、まだ子供はいらないわ

鍵に紙が貼り付けてあった。

おい!ふざけるな
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