彼はあの子の婚約者
陸「なんだよ」

相川「なんでそんな怒ってんだ」

陸「ぁあ?お前に関係ねぇだろ」

相川「莉緒の親からクレームきたら
怒られるのは俺なんだよ」

陸「んなもん、しるか」

相川「たとえ、莉緒の体に
異変があったとしても?」

陸「莉緒に何があったんだよ」

相川「お前が言わなきゃ俺も
言わねーぞ」

陸「くびにすんぞ」

相川「そしたら、おれ話さないけど
いいのか」

陸「ちっ















莉緒が俺の事嫌いだよって
言ったんだよ」

相川「それ、お前の聞き間違いだから」

陸「はっ?んなわけ」

相川「お前、莉緒の口掴んでただろ」

陸「それが、どうしたんだよ」

相川「だから、しっかり
しゃべれなかったんだよ」

陸「莉緒の体に異変ってなんだ?」

相川「お前が出てけっていったから
声出なくなったぞ」
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