彼はあの子の婚約者
家族でご飯を食べた後は、
お母さんもお父さんも会社に
戻り、私はタクシーで、陸の元へ
向かった。
私が行った頃にはもう、陸はいた。
陸は私が元気がないのに
気づき、カフェに行こうと言ってくれた
そして、カフェで紅茶を頼み、
陸にさっきのことを話した。
陸はずっと、私の手を握りながら、
聞いてくれていて、
私は安心して、話終えることができた。
陸は私が財閥の娘だと
知って、とても驚いていた。
でも、陸は私が財閥の娘だからと
言って態度を変えなかった。
そんな陸にキュンとした。