天使と悪魔
一歩一歩、その刀に近づいていく。

「さて、私に力をよこせ。妖精。」

そう言い、私は刀を触った。

そこで私の意識が途切れた。



























『おい!起きろ人間!』


「ううーん?」


あれ?

ここどこ?


真っ暗だ。

真っ暗って言っても私と私を起こした奴の所だけには光がある。

まぁ、要するにスポットライト的な物


「ここはどこ?」

『お前の心の中だ。』

「心の中ね」

心の中か、

真っ黒やん

『お前。俺のほかにもう一匹何かを飼っているだろ。』


「ん?あー、飼ってるよ」

『そいつはな……』

を遮って

「質問がおおいなぁー!それよりあんたはだれだよ」

『俺か?俺は最級精の妖精だ。人間のな。』

へー。

こいつが妖精。

説得ってどうすればいいんだろ。
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