天使と悪魔
「あら。人間が最級精を手に入れられたのね」


そう言いながら話しかけてきたのは先生らしき人だった。

「はい。」


「最級精を手に入れられたからあなたは合格で、外へ行けるわ。」






「え?!」

今なんていった?


「詳しいことは後日話すわ。」


え?


外にいけるの?


あの外に?!






「や……やったーーーーーー!!」

やった!

やっとここまできたんだ!

「ふふ。良かったわね」

しかし、この先生は?


「あのー、あなたは誰ですか?私に話しかけて大丈夫なんでしょうか?」

「んー?大丈夫じゃないかな?だから私はもう行くわ」


そう言って去っていった。




そして、いつの間にか試験は終わっていた。




「えーと今日、ここで合格した人と、合格して優秀な人でこれから外に行ける人達を言います。」


先生がこう告げると当たりがざわめきはじめた。
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