天使と悪魔
「はい。自己紹介も終わりましたね。
今から言うことは事実です。
しっかり受け止めてください。」

先生の顔がいきなり真顔になった。

そんなに真剣な話なんだ。

「それは、これから一緒に外に戦いに行くチームの事です。」



「はぁー。なんだ。そんなことか。
どうせ同じ血も持っている人となるんだろ?」



「いいえ。違います」


「え?じゃあ、もしかして」






「はい。最級精に合格したこの7人でチームを組みます。」





なんだ。

そんなことか。


そんな真剣な顔をしなくてもいいのにね。















「はぁーーーーー!嘘だろ!」




驚きの声が教室、廊下に響き渡る。



「つーことは天使と仲間になるってことか?!」


「嘘!最悪!」


「は?俺たちもいやなんだけど。悪魔みたいな汚い奴らとやるとか。」


「本当ですよ。」


「何だとてめー!」






「はい。そこまで。」


今にも殴りかかろうとしている生徒を止めて話し始めた先生。
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