天使と悪魔
『俺がいつ、外に行っては駄目と言った?』
「え?」
『俺は力を別の奴のために使う事が契約違反と言ったんだ。』
「あ……」
『だから。外に行ってやりたいことをやれ!そして俺の力を使え!』
(あー!あと僕の力もね!)
「その声は乱鬼党?」
(うん!そーだよ!
必要なときではいつでも呼んでね!)
「ふふ。なんか昨日とキャラが変わったね。」
(確かにね、これが本当の僕だ)
「そっか。」
『さっさと行けやかましい。』
「あー!はいはい!行くよ!
じゃあまた今度ね」
そう言って意識を心の中から現実世界に戻した。