天使と悪魔
「愛莉さん?」


「答えは?」



「答え?」


「あぁ。」


あぁ。


そっか。

チームの話をしていたのか。











「私には、仲間はいらない。」








「「「「「「え?」」」」」」







うん。

そりゃー、みんなこんな反応をするだろうね。


   


「なんでだよ?!」

「なんで?仲間はいらないの?」

「てめー!いい加減なこと言ってんじゃねーよ!俺らはチームだろ?!」

「そーだよ!なんで?チームでしょ?」











チーム。









「なんでって、簡単な事でしょう?あんたらは弱くて足手まとい。私にチームは必要ない。」












これでいいんだ。



 





「っは?!じゃあ外にもでねーっつーことかよ?!!」





痛いところをついてくるな。






「それは違う。私には外へ出てやることがあるから。」






「やること?」






「話はすんだ。もういいかしら?」
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