天使と悪魔
7:52
あと8分。
みんなは無言。
昨日、私が帰った後に何を話したんだろう。
私のせいでチームが駄目にならないと良いけどな。
駄目だ!
私はなんでチームの心配をしてるの!
何も考えない。
集中。
一心不乱だ。
ただ一つだけに集中。
「あのさぁー。」
そう言いながら話しかけてきたのは悪魔の血を持つ暗危魔矢(クラキマヤ)だった
「本当にチームにならないの?」
もちろん質問には答えない。
「ねえ?私達のチームは7人だけど6人と1人でバラバラになるの?「チーム」って言う名前だけの仲間になるの?」
泣きそうに、でも少し怒っているみたいな声。
「そうだけど?7人チームで行動はするけど私は一切あなた達に関わらない。」
うん。
これでいい。
これで私はみんなに嫌われる。
いいんだ。