天使と悪魔



「私はあなたの本当の気持ちを知りたいの。妖精の言葉じゃない!」






何も知らないくせに。




「これは妖精の言葉じゃない!昨日も言ったけど私にはチームはいらない!これが本当の気持ちなの!」











辺りが静まり返る。





      

「そ……そっか。ごめん」



  


なんで謝るの?

そしたら本当にこれで終わりそうな気がする。   


だけど、こうなるようにしたのは私だ



仲間は欲しい。

チームも欲しい。


だけど




だけど、怖いの。


仲間を作るのが。

チームに入るのが。



また、大切な人を失いそうで。


怖いの。    




『愛莉ー!早く来いよー!』




また、脳裏に昔の思い出がよぎる。   

忘れたくても忘れられない過去。





あの日から私は一歩も前に進めない。






と、そこで時間になった


       
    

       8:00 






「時間よ。」




先生が言った。





「そのに出る門までは私が案内します。」



先生に導かれるままに私達は進んだ。



学校から約20分後、ようやく外に出るための門についた




「ここよ。」


この門を透ければ外。


自由。




まずは一個目のドア




「ギィィィィィイィィィィ~!」




敵が入って来れないようにドアが二重にされている



一個目のドアの先を見てみると目の前に橋がある




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