天使と悪魔




すると悪斗が

「俺らはお前のことなんか何も知らねーよ。」



心に刺さる一言



そりゃー私があんなひどいことを言ったのが悪い。


でも、これが事実なの



「知りたいけど、お前が俺らに何も教えてくれねーんじゃん」



「え?」



思っても見なかった言葉だった。

「それってどーゆう……」

を、遮って

「俺らはお前のことを知りたい。だけど、何も話してくれない。それだったらわかるわけもない。」





一言一言が心に暖かく染み込んでくる



「俺ら、いや!このチームはお前を知りたい。」


「愛梨。愛梨とこれから先も一緒に戦って行きたい」




はは


私は何を勘違いしてたんだろう


何も知らないじゃなくて

私が何も言っていなかっただけじゃん


それを私は1人で被害者ぶってさ

本当に馬鹿だよ

馬鹿すぎるでしょ

私って


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