天使と悪魔


「私達はチームだよ!仲間だよ!愛莉!目をさませ!!!」








私の声は虚しく目を覚まさない愛莉






「う……うぅ…」



みんなが顔を伏せていると






「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ」





「え?!」




___ピク


愛莉の指か動いた




「愛莉!?」




「息を吹き返しました!速く……」


その後の医者たちの会話は聞こえてこなかった




「愛莉!」



奇跡だ!


奇跡だよ!


愛莉!



「やったよ!愛莉!」




私は強く愛莉の手をつかんだ



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