2人だけの秘密。

「…っ…」



こんなに深く長いキスは久しぶりだから、

いけないとわかっていながらもつい流されそうになってしまう。


…ミキちゃんが起きちゃう。

止めなきゃいけないのに…。

わかってるのに…


だけど背中に腕を回された時、我慢できなくなってあたしも修史さんに腕を回した。





しかし・・・





「ママ…!」


「!!」



次の瞬間、すぐ傍で涙声のミキちゃんがそれを引き離した。



「ミ、ミキちゃんっ…」

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