【完】狂犬チワワ的彼氏
…………
…その後は、何とも言えない気分で部屋に入った俺は、何故かなかなか寝付けなかった。
まさかとは思っていたけど、龍也が本当にそう思っていて、まさかあんなことを言うとは…。
っつか、アレは本心なのか?
アイツはそもそも普段から何を考えてるかわからない奴だから、
嘘か本当か全くわからない…。
しかし、しばらくベッドの上でそう思っていると…
「…?」
その時、ふいに携帯が鳴って一件のメールを受信した。
…ちなみに、今の時刻は夜中の一時。
こんな時間に誰だよ、と思って携帯を開くと、相手は妃由で。
やっぱりコイツか…
そう思いながらメールを開くと、そこにはこう表示されてあった。
“直樹~この前はごめんね、途中でいきなり帰っちゃって!
明日って空いてる?暇だったらゲームしよ~(σ≧▽≦)σ”
「??」
……あ?何だコレ。