偽の愛などいらない





「おばあちゃん、また来るね」







「元気でね。」








「うん。」






車に乗って、新しい家へ向かった。







新しい家は、おばあちゃんの家から四時間ほどかかる場所で






夢乃は、十分ごとに







「ママまだ?」







ときいてきた。






途中で疲れてしまったらしく、夢乃は寝てしまった。
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