domino
 しかし、いくら殺しても奴らは少なくならなかった。それどころか増えている感じさえした。さすがに疲れを覚え、少し休める場所を探そうとした時、僕の行く手を塞ぐやつが現れた。両手を広げ僕をどこへも逃がさないようにとしていた。
 「とにかく逃げなければ・・・。」
 それだけを考え、僕は思いきり走り、そしてその力を利用して目の前の奴を刺した。
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