TEARS【~君色涙~】
思わず目をつむってみたのと同時に、唇にやわらかい感触がした。
優しく押し当てるようなキス。
「……」
家のすぐ目の前で…
家族や他の人に見られたらどうしようって
一瞬そう思ったけど…拒めなかった。
(なんか、こないだと違ってキス長い……)
息が続かなくなりそう。
それでも必死に口をつぐんでいると
背中にまわされていたはずの隼人の手が、なぜか私の腰の辺りの方へと降りてきたんだ。
「っ?」
ふと、その感触に気がついてパチッと目を開けた私に
「…わ、わり」
と、どこか慌てたようにそう言って
隼人が私から手を離した。
優しく押し当てるようなキス。
「……」
家のすぐ目の前で…
家族や他の人に見られたらどうしようって
一瞬そう思ったけど…拒めなかった。
(なんか、こないだと違ってキス長い……)
息が続かなくなりそう。
それでも必死に口をつぐんでいると
背中にまわされていたはずの隼人の手が、なぜか私の腰の辺りの方へと降りてきたんだ。
「っ?」
ふと、その感触に気がついてパチッと目を開けた私に
「…わ、わり」
と、どこか慌てたようにそう言って
隼人が私から手を離した。