発進受信
客間のテーブルに鍋が置かれている。

俺はオヤージーの向かい側に、筑那美ちゃんはその隣に座った。

「いただきまーす、さーて、肉、肉」

早速肉をしゃぶしゃぶする。

さっとお湯に通した後、ポン酢につけ、口に入れる。

そして、ご飯をかっ込んだ。

「う、うまい」

衝撃を受ける。

やはり、肉だ。

肉こそ食の頂点!

俺は明日から額に肉と書いて生きていく覚悟すらついた。
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